うつで増える血中物質

日本の産総研らが、うつ病に関する革命的な発見をしたかもしれない、というニュースです。

日経新聞、本日朝刊によると、産業技術総合研究所が、うつ病の患者の血液中で増える物質を突き止めた、とのことです。うつ病の診断では、現在のところDSM-IV (米国精神医学会の診断マニュアル)などに基づいて問診のみでおこなっており、他の病気のように、肉体的なデータによる検査を行っておりませんでした。この報道が真実であれば、血液検査でうつ病診断が行えることとなります。我が国初の偉大なる発明、医療上の成功はもとより、ビジネス的にも大成功を期待します。

日経新聞 2009年9月7日

 産業技術総合研究所と国立精神・神経センターなどは、うつ病の患者の血液中で増える物質を突き止めた。脳内でこの物質が増えると神経細胞が障害を受け、抗うつ薬の効きが悪くなる可能性があるという。

 血液検査による早期発見や新薬開発の手掛かりになる。製薬企業と協力して実用化をめざす。

 発見したのは、「probdnf」というたんぱく質。脳の神経細胞の成長を促す因子である「bdnf」ができる前の物質で、probdnfが増えすぎるとbdnfの量が減って神経細胞が働かなくなり、うつ病が悪くなると見られるという。

 うつ病と診断された患者約00人を調べたところ、健康な人約500人と比べて血中に含まれる量が約2倍多かった。

うつ病の診断は気分や食欲、睡眠状態などの問診だけで診断しており、客観的に診断される方法が求められていた。血液で診断できれば、早期診断が出来る上、病気かどうかの判断がしやすくなる。

ストレスケアネット

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