うつ病引き起こす脳内物質発見か?

カナダの科学者らが、うつ病や自殺を引き起こす脳内のタンパク質を発見した、と発表しました。

ウエスタンオンタリオ大学のMichael Poulter博士とカールトン大学のHymie Anisman博士らは、

自殺した人の脳内には、ほかの原因で死亡した人と比べて、ある特定のタンパク質が多いことを発見したと発表しました。

博士らによると、このタンパク質は、ストレスや不安を制御する遺伝子を化学修飾

(特定の化学物質を共有結合させ、それまでとは異なる作用を持たせること)するため、

その影響でこの遺伝子が活動停止あるいは機能不全に陥り、

この結果、人はストレスを処理できず自殺に走ってしまうと考えられるとされる、とのことです。

このタンパク質による化学修飾は持続的で、元の状態に戻すことは困難であり、また、うつ状態をもたらす、とPoulter博士は説明します。

「今回の発見は、まったく新たな研究の道につながるはずです。(うつや自殺願望に対する)有望な対処法が開発されるかもしれません」。とも語っています。

【トロント 8月3日 (C)IANS】

ストレスケアネット


この話題に関するコミュニティへ