ストレスとはなんだろう

『ストレスとはなんだろう』  杉晴夫

ストレスという言葉は、ウィーン生まれの生化学・内分泌学者ハンス・セリエが1936年に「ネイチャー」誌に発表した論文ではじめて世に出たことは、専門家でよく知られた事実です。
うつ病/鬱を語るうえでも欠かすことのできないこのストレスについて、本書の前半ではセリエ学説の誕生までを、さまざまな生化学者たちの織り成す人間ドラマとして描いています。
ストレス学説がどれほど画期的なものであったか、セリエがどれほどすごい天才であったかなどが分かりやすく描かれています。

次は、自律神経系の働きについて説明します。ストレスに対して人間の体がどのように反応するかを理解することができます。

そして最終章では、生理学的見地からみて「ストレス解消」とはどういう状態を指すのかが語られています。

ストレスに関して近年記されたなかでは、なかなかの良書です。

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