ストレスマネジメント

ストレスの管理(ストレスマネジメント)について、まずは、その基本について説明します。
ストレスマネジメントの基本は、戦い、休息、気分転換です。前述の、セリエ博士の論理によると

  • ストレスが一部にかかっている場合は、バランスをとるため気分転換する
  • ストレスにより自分が弱っている場合は、休息をとる

となります。
ilm03_bf01054.jpgつまり、あるストレスの原因(ストレッサー)により、ストレスが一部にかかっているとします。そのストレスに対応することにより、エネルギーのバランスがそちらに片寄る事になります。その時は気分転換をして、バランスを回復を図る事が有効です。
例えばある悩みがあるとします。一日中その事ばかり考えると、堂々めぐりになったり、気分が滅入ったりする、またそうなると冷静な判断ができなくなって、正しい答えが見つからなかったりします。そのような時には、その事と全く関係ない事をやったり考えたりする、それが気分転換によりバランスを図る、という事です。

気分転換をしてはいけないとき 

gum11_sy02020.jpg一方で、その悩みが深くてストレスが強い場合や、複数のストレスがある場合などは、ストレスに対応するためにエネルギーを多く消費されてしまい、エネルギー量が足りなくなってしまいます。その際は、休息をとりエネルギーを蓄えることが必要となります。
このように、ストレスによりエネルギーが足りない時、つまり心が弱っているときは、気分転換をしてはいけないのです。その時は、なるべく何もせずに休息することが有効です。

戦う
ストレス
の原因は、様々です。それは解決可能な場合もあれば、解決できない場合もあり、仮に解決できるとしても、それには大変な困難(エネルギー)を要する場合もあります。
セリエ博士は、これについて
・ 基本的には戦う、しかし無益な頑張りはしてはいけない
と言っています。
つまり、まずはストレスの原因が取り除くことの出来ること、解決ができる事なのかどうか、もし可能であれば、その原因を取り除くよう対処してみましょう。
そしてもし、容易には解決できないような場合は、休息を取ったり、気分転換をする事が必要なのです。

以上の原則をまずは意識しながら、普段の生活習慣によって、過度なストレスを避けたり、ストレスを適切に管理することが可能です。また、以下はその管理に有効な方法の主な例です。

  • 規則的でバランスのとれた食事をとる
  • 十分な睡眠をとる
  • 仕事以外の人間関係をつくる
  • 好きではない人・物事とのかかわりを積極的に避ける
  • 長期の休みを取る
  • 趣味や運動をする
  • 病院カウンセリングなどの専門家に助けを求める

ストレス解消