うつ病の原因
うつ病がなぜ起こるのか? その原因はおおむね以下の通りとされています。
体質+性格+環境
通常、うつ病は生理学的(つまり体質的)に、うつ病になりやすい素質のある人が、性格的な条件や、ストレスなどの環境的要因が重なった結果に発症するといわれています。つまり逆に言うと、これらの生理学的条件、性格的条件、環境的条件が揃わないと発症しないとも言え、これが、うつ病は「気持ちの問題」ではなく「心身の病気である」と言われる理由の一つなのです。
生理学的な条件 
様々な生理学的な条件がありますが、主にはノルアドレナリン、セロトニンなどの脳内化学物質の働きが悪くなりやすい体質をもっていることがあげられます。
性格的条件
さまざまな性格分類がなされますが、主に、物静かで気弱、几帳面、仕事熱心、強い義務感、徹底性、正直、秩序にとらわれる、正確癖、まじめ、献身的、高い自己要求水準、などがあげられます。また、社交的で親切、明朗で活発などの性格の人も要注意とされます。会社や友人の前では明るく振る舞っていても、部屋で一人になると落ち込んでしまう、などの性格は要注意とされます。
環境的条件
過労、心理的葛藤、出産、月経、その他の疾病など、外部的な環境や疾病などの身体的な要因によるストレスが原因とされます。
このように、うつ病とは心の病気ではなく、脳の機能不全が引き起こす明らかな脳の病気、体の病気なのです。脳という体の病気だからこそ、服薬と、何よりも十分な休養が必要です。決して、気の持ちようだけで治るものではありません。したがって、症状が出たらなるべく早く専門家に相談することをお勧めします。

